3月の墨荘堂ブログランキングと最近の話題
3月のアクセスベスト3は
1位.国際東洋医学会 韓国・台湾の鍼灸
2位.後鼻漏と蓄膿の鍼灸治療
3位.刺絡鍼法基礎講習会
という結果になりました。
1位は国際東洋医学会 韓国・台湾の鍼灸でした。これはねらって書いたところもあるのですが、本当に舎岩五行鍼法に関しては情報が少ないです。暇な方はためしに「舎岩五行鍼法」「舎岩道人」で日本語のサイトをググってみて下さい。
知りたいのは本当にこれが李朝朝鮮時代に書かれたのかということです。活字の古いものでも1900年代に入ってから発行されたもののようですし、『經済要訣』等の写本系はみんな個人蔵で、しかも影印されてませんから何とも言えないです。
これが李朝朝鮮時代のものだったら、おもしろいことになるんですけど。
董氏奇穴に関しては、今年の九鍼研究会に王泰巃先生を特別講師としてお呼びしているので、興味のある方はご参加ください。
2位は単独では後鼻漏と蓄膿の鍼灸治療でしたが、伝統医学によるクローン病の治療デザインのカテゴリーの方がアクセス数は多かったです。
3位は刺絡鍼法基礎講習会で、なんと今年は副会長のお二人が、井穴刺絡と皮膚刺絡の講義を担当されます。最初で最後かもしれないので、今年の人はラッキーですね。
刺絡の関して別件ですが、今年の学術大会の長野先生の教育講演のタイトルがようやく決まったようです。タイトルは
「薛父子と龔父子の著作と刺絡 明太医院における刺絡の伝来とその変容」です。
龔父子については『万病回春』の青筋の話題で取り上げたことがあるのですが、薛己父子と絡めての講演ですので、興味深いものになりそうです。片桐先生の講演と合わせて楽しみです。