墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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スコッツグレイ 竜騎兵連隊は洗練された味
 ワーテルローの戦いで”Scotland Forever!”と叫びながら突撃し、フランス第45連隊の連隊旗を奪取したスコットランドの竜騎兵グレイ連隊(正式名称は第2竜騎兵連隊で、後にロイヤル・スコッツ・グレイズが正式名称となる)は、イギリス重騎兵が大きな戦果を挙げた戦いの殆どに参加している精強部隊でした。また、この騎兵部隊は連隊全員が葦毛の馬に乗っていたそうです。

今回は、現在ロイヤル・スコッツ近衛竜騎兵に統合されている、スコッツグレイを冠したブレンデッドウイスキーのお話です。

スコッツグレイの製造元のグレイ・ロジャース社は1979年より、インヴァーゴードン・グループの傘下となり、日本の輸入元は日商岩井でした。



 輸入当初のパンフを見ると、スコットグレイとなっていて、スコットランド文化に詳しい評論家か誰かに突っ込まれたのか、すぐにスコッツグレイに訂正されていました。scotsという表記は、スコットランド人、ケルト系の人たちのゲール語の発音を忠実に文字にした場合で、彼らがScotch(スコッチ)と呼ばれることを好まず、Scots(スコッツ)を好んでいることはよく知られいていますよね。ということなんで、スコットという表記は確かにいけてませんね。

 
 スコッツグレイは、当然インヴァーゴードン・グループ傘下のタリバーディン、タムナヴーリン、ブルイックラディ、アイル・オブ・ジュラ、を中核に30数種類の原酒でブレンドされているようです。
 ラベルは周囲の円と騎馬の図柄が共に黒色のものが5年、赤と黒のものが12年、両方とも赤が15年の最上グレードで、15年は1985年ごろでは15,000円程していました。

 2003年にはタリバーディンがホワイトマッカイ社から買収され、独立系の蒸溜所となりましたし、2007年にはタムナヴーリンもインドのUBグループに買収されたので、今後はどうなることやら…。

 以下に簡単なテイスティングを

香り…フローラル、バニラ、少しの麦、少しのフェノール。加水するとフェノールはなくなり、フローラルやバニラが増す。

味…ドライ、スパイシー、スイート。加水するとマイルドになる。モルトのコクがいい感じ

総合…酸味やピーティーさはほとんどなく、麦のアロマもある。加水すると飲みやすくなるのはタムナヴーリンの性格が出ているからか。

精強な騎兵部隊からはスモーキーでドライな味を想像されるかもしれませんが、それとは全く違う洗練されたモルティなブレンドです。飲み飽きないタイプで良いですね!
70〜80年代のブレンドは本当に侮れないです。
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