墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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鍼灸祭の講演を聞くのにおよそ必要がない雑学
いよいよ第34回鍼灸祭が明後日となりました。

今年の講演の茨城大学教授 真柳誠先生の「素問の版本について」と六然社主宰 寄金丈嗣老師の「毫鍼の術として、巨鍼、散鍼、そして鍉鍼」がたった500円で聞けるとは…こんな機会はまずありません!

真柳先生の「素問の版本について」は内経学会の機関誌に4回ほど連載されていた『素問』版本研究のお話で、書誌学者でも誰も到達出来なかった『素問』の版本系統の全容です。

従来、森立之らの『経籍訪古志』と小島尚真の『医籍著録』の結論は、明初の仿宋本を最善とし、1550年の顧従徳本は明初仿宋本の酷似した重彫としてきたのですが、彼らがいう最善の明初の仿宋本だけは実物が見いだされていないこと。また、顧従徳識語にある、父の顧定芳から授けられた宋版『素問』は南宋の何本であったのか?などの疑問点がクリアになってます。
ここまで書けばお分かりの通り、何人も到達出来なかった『素問』研究の最先端の内容です。

寄金老師の「毫鍼の術として、巨鍼、散鍼、そして鍉鍼」はとくに解説できる知識もありませんが、従来から主張されていることのエッセンスでしょう。当然実技もありますが、寄金老師の実技は刺している手先だけ見ても再現できません。老婆心ながら言わせてもらえば体全体を見ましょう!新たな発見があると思います。

ところで講演者の著書の販売もあると思いますが、寄金老師の新書『ツボに訊け!―鍼灸の底力 』(ちくま新書)はもう再販しないそうなので、どうするんでしょう?

amazonでは中古品が1649円〜34,950円とすごいことになってます。そう言っているうちにも追加出品が(笑)

インタビューの出ている武術療法もおすすめです。

最後になりましたが例年どおり、神農廟も12時〜13時まで開帳されるようです。時間が短いと文句は言わないように、年2回しか開帳されないんですから。では当日お会いしましょう。
 
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