カトース レアオールドスコティッシュハイランドウイスキー
今回はこれです。
カトースは1861年からスコットランド北東部にあるアバディーンで、ジェームズ·カトーにより生産されていたとされるので、結構な古さです。
日本では代理店の関係で見かけなくなりましたが、アメリカなどでは今でも買えるようです。現在のカトーのブレンドは18種類のモルトと3種類のグレーンウィスキーで構成されているようです。1990年にインバーハウス社が会社を買収したとき、彼らは、カトー家からレシピを与えられていなかったとされています。このボトルは特級表示で1989年以前のものですから、インバーハウス社の影響をうけていないオリジナルのカトーということになるかもしれません。
ということでねばった割にはオリジナルのキーモルトはよくわかりませんでした。飲んでみれば良いのですけどね。
インバーハウスは1856年、ハイランド地方インヴァネスがその始まりで、現在はローランド地方のエアドリー村で、インバーハウス・ディスティラーズ社となっています。
インバーハウス社はハイランド・モルトのノックデュー、スペインバーンなど4つの蒸溜所を所有しているため、現在も売られている製品はそのあたりから想像すればよいのではないでしょうか。
オールドボトルは、やはりラベルからか、重みを感じます。
ウィスキーも奥が深いですね!勉強になります。
投稿記事とフーテン先生のコメントやりとりみただけでは何の商売の方のブログかわかりません(笑)
興味がない方には申し訳なく思いますが、モルト普及活動家のつもりなので、昔安い国産ウイスキーを無理に飲まされて嫌いになった経験から、本物のスコッチやスコットランドの文化に少しでも興味を持ってもらえればと思い、upしてます。
科学がどれだけ進んでも、蒸溜一回で得られた多くの樽を全て上物に熟成する技術はないし、偶然や蒸溜所の職人さんの経験やカンによる所が大きいというのも、琴線に触れますねぇ。上物が飲めるのは本当に一期一会なんです。
現状のコメントは鍼灸業の方だけですけど、プロのバーテンダーさんとか同好の方のコメントがもらえたらうれしいですね。