日本伝統鍼灸学会40周年記念賞の舞台裏
かつてあった間中賞と同じ分野の研究を顕彰する目的で、40周年を期にスタートする日本伝統鍼灸学会40周年記念賞の第一回の受賞者が決定しました。
研究業績部門が松田博公氏の『日本鍼灸へのまなざし』に活動業績部門が株式会社オリエント出版社に、会長特別賞が株式会社医道の日本社に贈られます。
日本伝統鍼灸学会のHPでいずれ報告されるはずですが、研究業績部門のノミネートについてもお知らせしておきます。
応募(自薦・他薦)があったのは重複応募も含め全部で12件で、タイトルとしては10件から、松田博公氏の『日本鍼灸へのまなざし』に決定した訳です。
その10件は
木戸正雄 天・地・人治療
長野仁 小児鍼の起源について
東京九鍼研究会 ビジュアルでわかる九鍼実技解説 (重複応募あり)
小林詔司 鍼灸治療のための易経入門
森和、西條一止 鍼灸医学大辞典 (重複応募あり)
大浦慈観 杉山和一の刺鍼テクニック
松田博公 日本鍼灸へのまなざし
西田皓一 図解経筋学
橋本浩一 内経気象学入門
家本誠一 黄帝内経素問訳注・霊枢訳注
いずれも伝統鍼灸に関する分野では、甲乙付け難い業績ばかりなので、選考は大変だったと思います。
10月27日18:00頃から行われる日本伝統鍼灸学会創立40周年記念祝賀会(船堀タワーホール)で授賞式が行われます。