墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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妊婦の願望はファッション?
結局情報の信頼度というものは、記事を書いている人の知識に左右される訳ですが、新聞の記事にもバイアスが掛かっているのは皆さんも良くご存知の事と思います。

先日ホメオパシーに基づいて新生児の管理をしていた助産師が訴えられる事件がありましたが、この時の新聞記事も代替医療=悪という構図が既に出来上がっていて「結論ありき」で記事は書かれていきます。

その中で某市立大学の代替医療にくわしい講師が「医学の進歩で周産期の死亡が下がる中、助産師には安全な出産だけでないプラスαの価値を求める心理が働く一方、妊婦には自然なお産に対するファッションにちかい願望が広まっているためではないか」と指摘しています。

この発言も結論のために都合の良い部分だけが使われた可能性もありますが、陣痛誘発剤で病院の都合に合わせて出産させたり、産科自体も十分に存在しないことが病院離れを起こしている原因であって、ファッションにちかい願望では無いと思います。

この記事だけ読んでいると漢方や鍼灸のような代替医療で出産しようと言う妊婦さんやこれから出産を考えている人たちには正しい情報が伝わらなくなる可能性があります。そこで漢方や鍼灸で妊娠管理をしたい人たちにお勧めの本があります。

それは故石野信安先生の『女性の一生と漢方』です。amazonでは中古しか無いことになっていて3,000円以上の値付けでしたが、出版元から重版されているので1,500円ほどで買えると思います。

女性の一生と漢方

近いうちにこの本を基にした妊娠管理法で出産した経過を書こうと思います。すべての人に必要な情報ではないと思いますが、探している人には届いて欲しいです。

コメント
from: くさのね   2010/10/10 9:23 AM
名著ですね。


この本、実質ほとんどTM堂のI先生が原稿書いたそうですが(笑)
from: 墨荘堂主人   2010/10/10 10:13 AM
様々なブログでも言及されていますし、新書判とは思えないほどの内容ですよね。

石野信安先生の高弟のI製薬のS先生とTM堂のI先生の合作という話ですよね。S先生は『漢方用語大辞典』や漢方辞書関係の出版の裏話をよーく知っている先生です。

鍼灸関係ではベテランの先生でも、この辺りの事情はあまりご存じないようです。
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