墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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漢方・鍼灸によるクローン病の治療 その7
今回は57診(09年10月)〜66診(10年1月)までを記載します。

56診の時に腹痛が出てきて、本人は落ち込んでいたため食事をもう一度詳しく聞いてみようと思い尋ねると、お粥やうどんが主体と言うことでしたが、忙しくなるとお粥もレトルトのものを食べていたとのこと。

これはいかんということで、相談すると「米は実家から送ってもらい、炊飯器を買ってなんとかやってみます」とのこと。どんなに具合が悪くとも重湯で腹痛がくるようでは、根本から考え直さなければならないため、まずは米から炊いたお粥にトライしてもらいました。

この効果か58診〜66診までは、急に寒くなった日や、調子が良くて消化の悪いものを食べた日以外は、便は軟便状で1日2回、小水の量も増えてきて、体重も53.5kgを回復しました。

63診頃漢方薬は、真武湯合参苓白朮散と、痔瘻対策の千金内托散でした。

また鍼は56診から合谷、曲泉を加え、水分の灸も加えました。

66診の前の検査では再びCRPは1.5に戻りました。そのため担当医が若い医師に変わり、次回の検査も3ヶ月後になってしまったため、腸管内の目視の検査はまた先延ばしとなりました。

患者さんはまだいろいろな原因で症状が安定しないため不安なようですが、初診時に比べると、背中・お腹が柔らかくなり、舌もかなり改善はしているので、もう一歩というところでしょうか。

ということでこの治験もしばらく変化があるまで、お休みです。

漢方・鍼灸による治療が目指しているところが少しでもわかって頂き、同じような症状の方々の参考になれば、公開してきた意味もあると言うものです。
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