墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
和法鍼灸 関 墨荘堂
RECENT COMMENT
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
漢方・鍼灸によるクローン病の治療 その4
今回は22診(09年2月)〜30診(4月)までを記載します。

その前に少し長くなりましたので、状況を整理しておきます。
この患者さんは大学病院でクローン病と診断され、主な症状は腹痛・頻回の下痢・痔瘻です。仕事をしながら通院で治療しており、入院はしていません

主治医からは数値(CRP等)が悪くなって来たら、ステロイドか免疫抑制剤の治療をしましょうと言われているが、なんとか薬を減らして完治を目指したいということで、現在はペンタサ・エレンタールによる治療に漢方・鍼灸による治療を併用しています。

22診頃から漢方薬が啓脾湯合千金内托散に変更されています。

22診〜26診は便が1日2〜3回で、時々腹痛があるという感じでした。どうも食事の内容に連動して腹痛と水下痢が起っているようでした。体重は51kg〜52kg。

25診頃から便秘のような日があり、便も出る日と出ない日があり、出る日は大量に泥状の軟便が出ることがあったそうです。

ところが、26診の二日後に突然「下血しました」と電話がありました。

本人は腸管内の出血を心配していたので、ややパニック状態でしたがとにかく状態を詳しく聞いて、食事を抜き様子を見るように話しました。5日後に再度電話があり、「どうも切れ痔だったらしく腸管内の出血ではないようです。」ということで一安心しました。その後は便も軟便が毎日出ていて、腹痛もなく調子良いとのことでした。

27診〜29診は下血する前とほぼ同じような状況で、30診の前には検査があり、CRPは1.5とやや高め、漢方薬も真武湯合人参湯に変更となりました。

この続きはまた次回に。
コメント
コメントする