墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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漢方・鍼灸によるクローン病の治療 その2
 前回書き忘れた情報をひとつ。初診時の体重は50kgで身長は174cmですから、かなりやせ形です。体重はMAXでも55kgということでしたから、元々胃腸が丈夫でないことは見当がつきます。

それから処方名や使用したツボがいろいろ出てきますが、漢方・鍼灸では患者さんの体質や病気の勢いで治療方法も変わるため、誰でもこの処方という訳ではありません。

西洋医学の病名処方の概念が染み付いている人達は、この病名にはこの薬・治療という考えからなかなか脱却できませんが、伝統医学ではそのような考えはあまり意味がありません。

今回は7診(11月)〜14診(12月)までを記載します。

7診〜9診は下痢が1日3〜4回で、たまに固まる日もあったようですが、腹痛もまだ時々あるという感じでした。

9診頃から漢方で痔瘻対策として千金内托散が出ています。この千金内托散は飲み始めた翌日に膿が止まって、「煎じた漢方薬はこんなに効くんですか」と言われたのを覚えています。

10診〜12診は下痢が1日3〜4回で変わらずですが、そのうち1〜2回は便に形がついてきて(軟便状)土曜日に治療をして月曜日ぐらいまでは調子が良く、ガスは出るがおなかのゴロゴロが収まってきたりしていました。

本人的には痔瘻が落ちついて来ているのがストレス減になっているようでした。食事も調子の良いときは普通の和食にしていたそうですが、特に下痢の回数が増えることはなかったそうです。この頃はまだ厳密な食事指導はしていなく、「具合が悪いときはおかゆと野菜をゆでたスープにしてください」くらいの話をしていました。

14診までには便が軟便で1日1〜2回になり、体重も52kgになって、「発病してから一番良い状態」とのことでしたので、うまく年を越せるかなと思ったのですが、そう簡単にはいきませんでした。

この続きはまた次回に。
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