墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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麻布山にある空海の井戸(柳の井)
「柳の井」は麻布山惣門と中門の間(現在は山門の手前)の右手にある柳の木の下にあり、正式には「楊柳水」(ようりゅうすい)といいます。

井戸の左脇には明和2年に建てられた「楊柳水銘」で始まる石碑があります。また弘法大師が常陸の鹿島明神に願って得た阿伽井(あかい)であるという伝説から「鹿島清水」の別称があり、碑文の中にも「空海所呪 其霊永留」の文言が刻まれています。(江戸名所図会)

その伝説は、弘法大師が鹿島大明神に祈願して手に持った杖を突き立てたところ、鹿島の七つの霊泉の一つがたちまち湧き出したと言われており、そのため鹿島では一つの霊泉が空になってしまったそうです。

日本各地には、弘法大師が杖をついたら湧き出た泉とか、弘法大師が掘った井戸とか言い伝えられている数多くの有名な湧き水があり、真偽の程は判らない物も多いですが、柳の井は、都内でも数少ない自噴井です。

自噴井とは、粘土層のさらに下にある圧力を受けている地下水の存在する場所まで掘りぬくと、圧力により汲み上げなくても噴き出す状態の井戸のことを言い、当然のことながら地下水脈(水流)が判らないと掘ることも出来ません。ちなみに、通常の井戸ポンプは粘土層の上に溜まっている地下水をくみ上げているだけです。
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