墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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睡眠薬からの脱出と鍼灸
仕事のストレスが多く不眠になってしまった患者さんが来院されました。

初診時はマイスリーを1日2錠飲んでいたが、だんだん効かなくなり、医師からデパスに変えましょうといわれていました。この患者さんの目標は睡眠薬から脱出することだったのですが、なかなか目標も達成できず、鍼灸もやってみようという気になったらしいです。

そこで診察すると太衝・期門といった肝経(経絡の一つで肝臓にも関係がある)のツボが気になりました。後太陽・外天柱・期門・陽陵泉に鍼をし、太衝・霊台・筋縮・肝兪・脾兪・失眠に灸をしました。

最初は週1回で治療し、1ヶ月ほど経つと、まず治療をした日はよく眠れるようになってきました。後からわかったことですが、薬を止めたいという気持ちが強く、この時は自己判断で1日1錠にしていたようです。

このときから四神聡の鍼を追加し、1ヶ月ほど経つと週末はどうしても飲まないと眠れないので1錠飲んでいるが、それ以外の日はほとんど飲んでいなく、飲んでも1/2錠にしているとのこと。

そこでお灸を勧めてみると「やります」とのことなので、関元・太衝・肝兪などにせんねん灸でやってもらうことになりました。この頃は2週間に1回の治療に変わっていましたが、1ヶ月ほどでほとんど薬を飲まなくなり、治療を終了しました。

この方の場合、とにかく薬を止めたいという信念が強く、それが成功した理由かもしれません。

最後に薬からの脱出を目指している方へ一言。決して自己判断で栗を止めないようにしてください。止めてから他の治療をしてもうまくいかないことが多いです。結局身体の方で必要なくなれば自然と脱出できるわけですから。

コメント
from: おいら   2009/07/03 12:50 AM
デパスはもっとも離脱しやすい眠剤ですね

墨荘堂先生のおっしゃるとおり、このケースは患者さんの直感で感じ取った眠剤の危なさに起因する強い危機感が、治療の一助となったことであると容易に察することができます

眠剤は急に止めると離脱症状でいてもたってもいられない自律神経症状に苦しむことになりますから本当にやっかいです
反跳性不眠などは苦しさのあまり自殺してしまう方もいるようです

眠剤による眠りは、敏感な人には本当に不自然な眠りであることがわかります

墨荘堂先生のような使い手によって数日の間にみるみる体調が整っていくのを目の当たりにすると、トランジスタや自動車のように海外から入ってきて日本でよりよい物へと磨き上げられた和方鍼灸のすごさが本当に良くわかります

あやかりたいあやかりたい
from: 墨荘堂主人   2009/07/03 3:55 PM
止めたいという意志のしっかりした人は、たとえ薬を飲んでいても失敗することは無いようです。
ステロイド等でも離脱出来ない人は、どこかで依存しているようです。マイコーのように
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