墨荘堂ブログ

西洋医学全般のセカンドオピニオンとして立脚する「和方鍼灸」を追求する関墨荘堂鍼灸治療院のブログです。
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和法鍼灸 関 墨荘堂
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自宅施灸だけで良くなってしまった膝痛
70歳代で膝が痛む方が来院されました。正座をするのに痛むとのことでしたが、よく話を伺ってみると、お灸は自分で出来るし膝の裏も家族にやってもらえるとのこと。

特に変形もなさそうだし、あえて治療せずに灸を据える場所を指示して自宅でやっていただくことにしました。

指示した場所は足の三里・膝のお皿の上部中央にある鶴頂(かくちょう)・膝の裏で外側の腱を取り、その一寸ほど上にある浮郄(ふげき)と言うツボです。

鶴頂は明の時代に書かれた『医学綱目』という本に出てくる奇穴(通常の経絡上にはないツボ)で足のだるさや麻痺に効果があるとされています。

足の三里は足の疾患なら何でも使って良いと言われるほど有名なツボですし、浮郄も膝関節炎によく用いられます。

なるべく毎日据えてくださいとお願いしてご帰宅いただきました。

2週間後に伺うと「まだはばったいけれど、正座は出来るようになりました。」とおっしゃっていました。このように灸は毎日自宅で据えていただくと、たまに来院されて鍼灸師が据えるよりははるかに効果があります。

変形があると、臓器の異常がからんでいることが多いので、このように簡単にはいきませんが、それでも灸治療は効果があります。

私の師匠筋に当たる漢方医の矢数道明先生は平成14年に98歳で亡くなられましたが、毎日足の三里の灸は必ずされていたそうです。

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